なんだか、遅くない?企業のキャリアプラン研修の実施年齢。。。



みなさん、こんばんは。
ファンドレイザー社労士のもたんです。

さて、うちの会社も含めて、りと大きな会社はキャリアプラン研修をやってると思います。
キャリアプランっていえば聞こえはいいですが、実は「プレ肩たたき」研修で、会社が面倒見なくなった後のことを社員に考えさせるものです。

 

大方、内容は下記のとおりです。

  • あなたは、●●歳で役職定年になり、更新に道をゆずることになります。
  • でも、あなたは、65歳までこのような継続雇用の方法があり、収入はこのように減ります。
  • 会社に残れなかったときのことを考えて、キャリアプランを練りましょう。

ま、そういうことをやってくれるだけいい会社ともいえますが、ぼくはこうした研修のある点にもの凄く違和感を覚えます。

 

キャリア研修が50歳って遅くね?

だいたい、こういう研修って40代後半から50代前半くらいでやるんですよね。
でも、そんな年代で新しいキャリアを考えろといっても、無理です。

それくらいの年齢って、まだ住宅ローンも残っていて、子どもも高校生くらいみたいな人が多い。
会社は中核で忙しいから、資格なんて取ってる暇はない。とったとしても、開業するには微妙に年齢が高い。すでにコース変換が難しくなっている時期なんです。

これが35歳くらいなら、まだコース変更の仕様もあります。
でも、会社側からすれば、せっかく戦力まで育てた人にやめられても困る。

そこで、コース変更が難しくなるまで放っておいて、会社にしがみつく以外の退路を断ってから、仏面してあなたの老後を心配してると研修するわけです。

兼業禁止しておいて、何がキャリアプランだ

しかも日本の会社にはもうひとつ、ひどい壁がある。

それが「兼業規制」。ようは、会社以外のことはやるな。すべてを会社に捧げよってことです。

このおかげで、社員はせっかく資格や新しい商売のアイデアを試そうにも、それができない。
それなのに、実践の場がなくて、こんなんで、本当に個人がキャリアプランを描けるというのだろうか。

あほくさ。

会社は社員を守ろうとしているのではない。都合のいい労働力を囲い込みしたいだけ。

そんなこんなで、40過ぎまで管理職昇進を夢みて頑張ってきた社員は、ある日突然自分が外の世界では潰しがきかないことを気付かされます。

会社は優しい顔をして、そのタイミングで再雇用の話を持ち出すと、社員は「こんな俺が外の社会に出て行っても働き口はない」なんて思って、安い労働力として働くことに同意する。
本当、会社の思うつぼ。

このように、昭和世代の親の教えにそって真面目に働いていると、気付かぬうちに首が回らなくなります。
気をつけましょう。

 

ではでは。

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